ファイグ・アフメッドさんは、アゼルバイジャンのアーティスト。 

古くから伝わる自国の伝統工芸品のデザインやパターンに独特の解釈を加え、ユニークな作品を生み出してきました。 

古いものと今のものが溶け合う作品を通じて伝えらる 時間感覚、時代感覚。そのユニークな作風が欧米でも高い評価を得ています。

アフメッドさんの視察は、スズ・シアター・ミュージアムからスタート。

アフメッドさんは展示されている珠洲の民具ひとつひとつに注目し、道具の目的やそれを使った暮らしなどについて数々の質問を投げていました。

世界でもユニークな国として知られる日本。

その中でも特別に豊かな自然環境とともにあり続けた珠洲。そこで守られてきた神秘性。 

アフメッドさんの感性には、珠洲の発する独特の空気がさっそく強く伝わっていたようです。

海を目の前にしたロケーションにも興味をもっていたアフメドさん。 

最終的にどこに、自分の作品の舞台を選ぶのでしょうか。 乞うご期待です。