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奥能登国際芸術祭とは

石川県珠洲市全域を舞台に、3年に1度開催している地域芸術祭です。2017年から始まり今年が第3回目の開催となります。能登半島の「岬めぐり」をテーマに、国内外のユニークなアーティストたちが地域の潜在力を活かした作品を展開。最涯の地で、最先端の美術に出会えるのが「奥能登国際芸術祭」です。

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開催地は最涯の地・珠洲

舞台は能登半島の最先端、三方の海に囲まれた`最涯の地`、珠洲です。海上交通が盛んな時代、日本海から大陸に向かって開かれ、まさに最先端であった地が、陸上交通の発達とともに人口減少が進み、現在では本州で1番人口が少ない市となりました。しかし、珠洲には先端ならではの美しい里山里海、最涯だからこそ残っている豊かな食や祭文化があります。この地の潜在力をアートの力で活かしたい、本当の豊かさをここから発信したい。そんな思いで始まったのが「奥能登国際芸術祭」です。

融合する、
日本の原風景とアート

芸術祭が今年で6年目。まちの中に常設のアート作品が少しずつ増えて、日本の原風景とアートが広がった風景が日常となりつつあります。

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美しい里山と里海

日本海に囲まれた農山漁村の珠洲市。
 荒々しい岩礁海岸の外海と、
波穏やかな砂浜の内海という2つの海をもち、
美しい岬が里山里海によって形成されています。

豊かな食文化

暖流と寒流がぶつる豊かな海に囲まれ、
山菜をはじめとした山の幸が豊富な珠洲の食材。季節とともに目まぐるしく移り変わり、
いつでも旬の食材を楽しむことができます

また、発酵食や能登杜氏、ヨバレなどによって独自の食文化が形成されてきました。

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受け継がれる祭文化

能登半島では、7月初旬から10月中旬までの間、200を超える集落でお祭りが行われます。
巨大な灯籠が威勢のいい掛け声とともに集落を練り歩くキリコ祭りは、奥能登が発祥とされます。江戸時代から少しずつ形を変えながら続いている豊作や大漁を願う伝統的な祭礼です。

地元サポーターとの交流

これまで自然や文化を大事に大事に受け継いできた珠洲に暮らす人々は、懐が深くて温かい。
芸術祭巡りの道中や作品受付で地元の方に出会えた時には、きっと珠洲のいろんなことを教えてくれるはずです。

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