preloader image

ディレクター便り vol.8

文:北川フラム(総合ディレクター)
2023年7月10日更新

9月23日からの51日間、珠洲市内を舞台に『奥能登国際芸術祭2023』が開幕します。それにあわせて、「ディレクター便り」の連載がスタート。総合ディレクター・北川フラムが「珠洲のいま」について綴ります。

珠洲焼資料館7月4日から全面開館
災害対策本部が解散して震災復旧、復興本部設立 
芸術祭を組み込んだ台湾ー能登空港チャーター便の造成へ努力 
春日神社の鳥居再建 
岩ガキ解禁 

以上が先週の報告です。こちらの岩ガキが大きいのを宣伝しておきます。

img

春日神社、再建工事当日の様子

7月4日珠洲行。作品チェックです。
潮騒レストランは骨格ができました。KIGIさんがサインの確認に来られました。香港のコウ・シュンミンさん、梅田哲也さん、小山真徳さんとお会いしました。

7月9日には小山さんが作品を展開する北山集落のみなさんに向けて、作品説明会も行いました。

img

北山集落のみなさんに作品の説明をする小山さん

旧上黒丸小学校で行われる「あかりのありか《のと》」の泰然さんが九州から来られて先週いっぱい、大谷、宝立、飯田、三崎、若山、直、蛸島、正院、上戸の小学校で授業を行いました。子ども達ひとりにひとつずつLEDライトを配り、「光源」と「照明」の違いを分かりやすく説明したあと、子どもたちが積み木で作った見附島に好きな色の光をあて、電気を消した瞬間、色とりどりの光が際立って「わぁ〜〜〜キレイ!」と大興奮になったそうです。

img

泰然さんの小学校での授業の様子

img

教室を暗くして、生徒それぞれの作品を鑑賞

7月25日に金沢で行われるプレイベントの打ち合わせ。ここから広報が活発に行われます。航空便が混んできました。

地震に負けない珠洲、元気なスズに!
豊穣の里山、里海にアートと食 14の国・地域からアーティストが集結  


北川フラム