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ディレクター便り vol.2

文:北川フラム(総合ディレクター)
2023年5月30日更新

9月23日からの51日間、珠洲市内を舞台に『奥能登国際芸術祭2023』が開幕します。それにあわせて、「ディレクター便り」の連載がスタート。総合ディレクター・北川フラムが「珠洲のいま」について綴ります。

「珠洲焼資料館 負けず再開」
「珠洲市局地激甚災害に 国、補助率上げ支援」
「炭焼き窯 全3基破損 来月中の生産目指す」 
「珠洲ボランティア募集 県、バスで派遣」
「倒壊の鳥居 公費で撤去 寺社の負担を軽減」

この便りを始めて以来、多くの情報、新聞記事が送られてきます。市内飯田高校生が、芸術祭をサポートする団体「(一社)サポートスズ」にインターンに来て、オスカールの植木鉢の雑草取りをしてくださり、ひびのこづえさんの作品を展開し、ダンスが行われるスズズカの「芝生劇場(昨年飯塚地区の皆さんが張った2万枚の)」が定着したとの嬉しいニュースもあります。

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正院駅の作品『植木鉢』(大岩オスカール)のメンテナンスを手伝う飯田高校生

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旧飯塚保育所の作品『スズズカ』(ひびのこづえ)のグラウンドに定着した芝生

アーティストたちも 6月10日の企画発表会に向けて、ビデオレターの準備もしているそうです。ポスター、パンフレット、ガイドブック等も地震を受けて作り直しに入りました。
 
地震に負けない珠洲、元気なスズに!
豊穣の里山、里海にアートと食 14の国・地域からアーティストが集結  


北川フラム