武蔵野美術大学大学院修了。80年代の活動当初から鉄という素材に魅了され、溶断と溶接を繰り返しながら作品を制作している。素材本来の硬質感や重量感、彫刻=塊という概念からも解放され、空間を変容させていく。“場”を深く観察し、可視、不可視に関わらずそこに存在するものを取り込み、独自の世界を構築する。近年は石膏、ガラスなど異素材の作品も発表。主な受賞歴に、芸術選奨文部大臣新人賞、毎日芸術賞、中原悌二郎賞。
1983年東京都生まれ。 2008年武蔵野美術大学工芸工業デザイン科金工専攻卒業、 2010年東京芸術大学大学院美術研究科工芸専攻(鋳金)修士課程修了。現在東京在住。主な展覧会に「line」(アートフロントギャラリー/2020)、アペルト11「都市のメタモルフォーゼ」(金沢21世紀美術館 長期インスタレーションルーム/2019)、平成30年度特別展「金属工芸」(金沢市立安江金箔工芸館/2018)、「第3回金沢・世界工芸トリエンナーレ」(金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA / 2017)など。
作品名:skyline-TOKYO- 制作年:2019
作品名:transform -square- 制作年:2019
作品名:demolition 制作年:2019
作品名:door knob 制作年:2020