珠洲の海を潜ってえた作家の感動が元保育所を包み込む。
上空からはいつも光が降りそそぎ、海の中の生物のように静かに揺れる作品。
時としてパフォーマンスやその稽古に遭遇。吊られていた服は人の体をとおして動きだす。
子供が騒ぐのも泣くのも音楽とシンクロ、全てがパフォーマンス。
珠洲の風景をぼんやり眺め、食べ、飲み、語らう場もある。
ph安彦幸枝
静岡県生まれ
東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。
コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、
テレビなどその発表の場は、多岐にわたる。
NHK Eテレ「にほんごであそぼ」のセット衣装を担当中。
歌舞伎「野田版 研ぎ辰の討たれ」、「桜の森の満開の下」現代劇の野田秀樹作・演出の「ザ・キャラクター」「足跡姫」「贋作桜の森の満開の下」など多数の舞台衣装を担当。
ダンス「サーカス」新国立劇場、ダンス「不思議の国アリス」衣装担当。
「LIVE BONE」「WONDER WATER」「Humanoid LADY」「FLY,FLY,FLY」「Rinne」「Piece to Peace」のパフォーマンスを展開中。
奥能登国際芸術祭2017、大地の芸術祭2018、
瀬戸内国際芸術祭2019に参加。
2018個展「60rokuju」市原湖畔美術館。
2019個展「ダンスザイフク」太宰府天満宮、九州国立博物館
「ちいさな生きもの研究所」ワークショップを毎月渋谷LOFTにて開催中。